●見張り

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ラジオドラマ
TOKYO FM「ラジオ劇団・小さな奇跡」
『愛しい人へ』7/8(火)17:30~
『真夏の果実』7/22(火)17:30~
『真夏のダンスホール』7/29(火)17:30~
演劇集団キャラメルボックス 2008サマーツアー
「嵐になるまで待って」
東京公演 サンシャイン劇場
8月6日~8月31日
福岡公演 西鉄ホール
9月4日~9月7日
大阪公演 シアターBRAVA!
9月11日~9月16日












いよいよ大阪公演初日です。明日は千秋楽ですが。
アローンアゲイン以来のドラマシティです。
色んな思い出が詰まっている劇場です。
楽しんでやれればと思います。
劇場で待ってます。


















































~前回までのあらすじ~
学業そっちのけで暗黒舞踏に夢中になる葵は、やがてその踊り狂う様を「白の女王」と揶揄されるようになる。信頼していた仲間からは「カレー3杯の裏切り」にあい、初めての恋も、恋人のバンジージャンプ好きが高じて、あまりにも早すぎる死に別れというあり得ない展開で幕を閉じ、もはや行き場所も突っ込みどころも失った葵は、盗んだバイクで走り出した。
そして葵はある森へと辿り着く。ガソリンのなくなったバイクを乗り捨て、重い足を引きずりながら森の奥へと入って行く。しかし道は険しく、100頭のオオカミと大立ち回りを繰り広げるも、精根尽き果てた葵は、眠るように意識を失った。そんな彼女を助けたのが、全身が白く輝いた森の守り神「まっしろしろすけ」であった・・・
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稽古終了である。
長いようで短い、いや、実際短い稽古であった。おそらく今までの演劇人生において最短だったのではないかと思われる。
兎にも角にも充実し、楽しく、そして色々と考えさせられる稽古であった。
同年代の人間が多いというのはそれだけで刺激になる、シゲキックスである。
稽古終了後はほぼ全員参加での飲み会。未だ全員が揃わないのは残念だが。
飲み会は激しくも楽しく、そして熱く終わっていった。
注文を頼む度、「じゃあ、紹興酒を、サービスで」と言って、居酒屋の肝っ玉女将を困らせる一幕もあったが、概ねご機嫌な会となった。ちなみに紹興酒はサービスしてくれなかったが、枝豆と水はサービスしてくれた。
横で熱く演劇論に花を咲かせている合間、私は横でチロチロと舐めるように酒を飲んでいた。
大学時代からこの手の話がどうにも苦手で気後れしてしまう。
これといった演劇論を持ち合わせない私ではあるのだが、O氏の「芝居って、芝生に居るって書くんですよ」という言葉にはらはらと落涙してしまった。
ふむ、それは今まで気付かなんだ。
そんなわけで調べてみると
【芝居】
1 芝生にいること
2 桟敷席と舞台との間の芝生に設けた庶民の見物席
3 芝居小屋の略
4 興行物、特に演劇の称
5 俳優の演技。転じて、人をだますための作り事。
6 物事をする場所。特に、戦場。
で、調べてみてどうかというと、さしてたいした発見もなかったが、一つの言葉にこれほど多彩な意味があるのかという驚きはあった。って、まるで小学生の感想のようだぞこれは。
なんてここまで書いていて、そうそう、芝居はplayでつまり(=遊ぶ)事なのだな、という当たり前の事実を思い出した。ごめんよジョン。あなたはずっとそう言っていたね。
今回はどんな「遊び」を仕掛けることができるのか、今から楽しみである。
そして願わくば、これを読んでいるあなたと一緒に遊びましょう、そう切にお願い申し上げる次第だ。
*pnish* vol.10
『サムライモード』
東京
2008年6月11日(水)~15日(日)
天王洲 銀河劇場
チケット絶賛販売中だそうである。
一人でも多くの方に。






~前回までのあらすじ~
何事も突き詰めなければ気が済まない葵は、高校卒業と共に上京し、とある大学で学生生活を送る。そこで出会ったのが、ジャンベのリズムに合わせて踊り狂う、暗黒舞踏「踊乱会(おどらんかい)」のメンバーだった。
軽く否定しつつも、やがて葵は、意味もなく白塗りで踊る事に興味を持ち始めて・・・・
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稽古も明日で最終日と言うことで、さすがに少々疲れもたまっている。
出番こそ少ないが、2時間の芝居をやるということは、例え出ていなくとも2時間分の緊張があるのだ。
なんて、少し偉そうな事を書いてみたりみなかったり。
テレビでポールポッツの特集をやっていた。
私はオペラも音楽もたいした知識を持ち合わせていない人間であるが、さすがにポールポッツが初めて大勢の人の前で歌い上げた、あの公開オーディション番組の1シーンには、感動せずにはいられなかった。
もっとも、彼の悲運な生い立ちや容姿へのコンプレックスなど、鑑みるべき要素は多々あるにせよ、其れ抜きにしても私は深く心を打たれた。
難しいことはわからないが、結局のところ、「本物は伝わる」ということなのだろう。
そこでふと我が身に返って考えてみる。
私にとっての「本物」とはなんぞや。
芝居の世界というのは、実は敷居はものすごく低い。
誰にでも役者になる可能性があるし、自分が嫌にならぬ限りはいつまでだって続けることが出来る。
だからこそ役者は、時が経ち色々な経験を積むにつれて、「芝居とは」とか「役者とは」とか「滑舌とは」なんていう、妙に哲学的な事を馬鹿正直に考え、そして悩んだりもするのだ。
まあ、かく言う今の私もそんな一人であるのだが。
しかし悩んでる場合でもない。
時は万人に平等に流れるものであるし、私一人だけが「おい、ちょっと待ってよ」なんて都合良く止めておくこともできない。
本番を目前に控え、私のとるべき行動は一つ。
なんぞや、なんぞや、なんぞや、そんなモヤンモヤンとした気持ちでいる時は、とにかく飯を食うことである。
メタボなんて何のその、飯をたらふく食って、寝る、とにかく寝るのだ。
そうすれば日は昇り猫は飯をクレクレタコラとせがみ、私の顔に爪を立ててくる。
爪の痛みをひしと耐えながら、あれやこれやの日常の雑事に追われるうちに、悩みなんて海ホタルの遙か彼方に飛んでいってしまうぜ!たぶんな!あばよ!
そしてある時ふと気付く。
それは、あの阿呆狸の親父が言った言葉。
でも、これこそまさに真理。
「面白きことは良きことなり!」
そんなわけで、「本物」問題はさておき、明日も頑張る。
【おまけ】
ポールポッツの例の番組
(英語だけど、そこは気合いでカバー)










かねてより私は虫歯に悩まされるという悲運の持ち主であるが、今回はひと味違っていた。
数日前より突然奥歯の辺りがジクジクと疼き始め、気がつけばアイスも食えぬ、ラーメンも食えぬ、夫婦喧嘩は犬も食えぬ状態に陥っていた。
「これはデンティストに見て貰わねば!」
私はいつものごとく興奮した面持ちで戦場に赴いた。
過去幾度もこの日記に登場しているデンディストとの攻防戦だが、今回は稽古中と言うこともあり、そう長々と文章を書いている時間も無ければ体力もない。ましてやそれを面白おかしく書けなどと言われた日には、生卵を殻ごと食う苦痛を味わうようなものである。
ここは一つ冷静に、事実だけを淡々と。
私の通うクリニックは、シックな外観とは裏腹に、アシスタントの女子が揃いも揃ってべっぴんさんという、まさに上は大水、下は大火事状態である。極度の人見知りであり、かつ、女性恐怖症というあり得ない弱点を包括して止まない私にとって、これはまさに試練である。死ねばレベルは1に戻る状態と言っても過言ではないし、この冗談が一般人には通用しないことも重々承知の上だ。
私は徐に、だがしかしダンディズムを忘れずに扉をゆっくりと開ける。
「こんにちは~」
「はい、どうもこんにちは」
もちろんそんな風には返事をしない私は、無言のまま速やかに且つ洗練された手つきで診察カードを提出する。月初めには保険証の提出も忘れない。これは大人の常識である。
診察の順番が来るまでの間、置いてある雑誌新聞に目を通す。
このクリニックに置いてあるモノは以下の通り。
・女性セブン
・日経新聞
・情報系雑誌
もちろん私が読むモノは「日経新聞」だ。移ろいやすい芸能界の恋模様には微塵の興味も見せず、颯爽と新聞を読む私の姿はきっと、大手町を大股で闊歩するビジネスメンに見えることだろう。それが例え「国民健康保険証」を提出していたとしてもだ。
「細見さんどうぞ」
デンティストが私を呼んだ。
「軽々しく呼ぶな!」
私はそう一喝すると、ヒョイッと椅子に飛び乗った。そう、何事も初めが肝心である。嘗められてたまるモノですか!
「先生、どうやら奥歯の辺りがジクジクするのです。これは以前、あなたに修復していただいた箇所かと思われますが、一体全体どういうことでしょうか。事と次第によっては私は一暴れする覚悟ですよ」
「どれどれ、拝見」
先生は私の口にあれを押し込んだ。すぐ脇にはアシスタントの女子が立っている。
おい、なぜそこに立っているのだ。立って何を見ているのだ。私の心臓は早鐘のようにドンドンパンパン打ち始める。おい、君、そこに立つな。立って私を見るではない。鼓動は更に早くなり、額から汗がニョロニョロと吹き出し始める。ああ、何たる屈辱。こんな辱めを受けるのは、3裁の時にデパートで迷子になって以来だ。あの時は確か、試着室で眠りこけてしまったんだっけ。その頃の私ったら、それはもう天使ばりに可愛らしく愛らしく良い匂いがする子供であったに違いない。
「ああ、これはどうやら以前神経を抜いた場所が化膿してますね」
「なぬ!」
これは新手の攻撃か?虫歯界のエリートとも言われる「無神経化膿攻撃」である。
私は恐る恐る先生に問うた。微かに声が震えていた気もする。
「先生、それは一体どういう・・・」
「ああ、つまり日頃の不摂生がたたったというか、ちゃんと歯を磨けてなかったというか」
「なぬ!」
歯を磨けていないとはどういうことか!私は、「芸能人は歯が命」というスローガンを掲げてここまで生きてきた人間であるぞ。歯ブラシはドイツ製の電動歯ブラシを使用し、朝・晩と忘れぬ限りはほぼ毎日のように磨き続けてきたというのに。それを不摂生の一言で片付けるとは!
「何をこの藪医者!あんたこそ無神経ではないか!だいたい、神経をもう抜いておるのに痛みがあるだあんて、そんな無神経な話聞いたことないわ!」
「無神経なのはあんただ!人がせっかく時間を割いてまであんたの歯を治そうとしてやってるのに。歯を治す前に、あんたのその無神経っぷりを治療してやろうか!口の中のあらゆる神経を抜ききったろか!」
そうデンティストに一喝されると、私は途端にミジンコ級のハートの持ち主に変貌した。
「いや先生、それは勘弁、どうか勘弁を。確かに今の私の発言は至極無神経であった。あんたの力量を見誤った。反省する。もう無神経な発言は言わない。だから頼む。私の残された神経の為にも、どうかこの無神経な痛みを成敗してやっておくんなまし」
「あいわかった。そこまで言われては断れまい。私も全力でその無神経な痛みを叩き潰してやりましょう。ああ、久しぶりに腕がなる」
そう言うとデンティストは、ポキパキと指を鳴らして治療に取りかかった。
「腕がなると言った癖に、指を鳴らしておる場合か」
そう、私は心の中で突っ込んだ。もちろん声には出していない。なぜなら私は無神経ではないから。
たいしたオチもつかぬまま、長くなりそうだからつづく
参考文献っぽいもの
「は」
「は2」



【羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)】
ある失敗に懲りて、必要以上に用心深くなり無意味な心配をすることのたとえ
稽古場の前の駐車場に、グレーでもふもふした子猫がいた。
そう、まさに「もふもふ」、まさに「もふもふ」である。
身体の大きさはちょうどムニャを拾った時と同じぐらいか。
またもや私の中に微かに眠る動物愛護精神がムラムラと沸き上がり、「ああ、こいつを持って帰りたい」と叫び始めた。
「シャーッ」
すぐ側の母猫に威嚇されあえなく撃沈。
なんでもかんでも持って帰ればいいというものではない、そんな話である。
大体もう5匹もいるのだ。これ以上は無理だ。しかし、2匹飼っていた頃もそんな事を言っていた気がする。それが4匹になり5匹だ。なんだそれは、猫カフェか。猫祭りか。人間様である私がろくに食えていないというのに、猫の世話をしておる場合か。ここで大きな問題にぶち当たる。
「芝居で食うのは簡単ではないぞ」
肝に命じようぞ。更に丹田辺りにグッと力も込めようぞ。
理想だけでは人は食っていけぬぞ、いいな。
そんなわけで通し稽古であった。
他の人はさておいて、自分はまあ酷いモノであった。
立ち稽古がまだまだ足りぬという事もあるが、そもそも芝居になっていない。
まずい、非常にまずい。
まずいまずいと思いつつ、今日は楽しくお酒を飲みに行ってしまった。
そして、その飲み会では芝居の「し」の字も出てこなかった。
素晴らしい、それがいい。
芝居に必要なものは人力、人の力だ。
台詞回しの巧妙さも、絶妙な体捌きも、そんなものは火にくべてしまえ。
グツグツ、グツグツ。
残り数日だが、きっと凄く良くなるだろうし、良くならなければ駄目である。
「みなさんに明日がくることは奇跡です。それを知ってるだけで日常は幸せなことだらけであふれています」
そんな千恵さんの言葉が最近グッと来る。
スマスマに、元メンバーである森君が出演することになった。
最後の歌のコーナーに登場することになっていたのだが、
他の5人のメンバーは、森君が登場する前から既に泣きながら歌っている。
そこへ、満を持して森君が登場したのだが、彼は一人泣かずに最後まで歌を歌いきった。
森君は言った。
「きっと演出的に泣くことを求められていただろうから、僕は泣かなかった。だって僕はもうタレントじゃないから」
いやはやなんとも男らしい発言。
しかしこれは私の夢の中の森君なので、実際はそんな事言うかどうかもわからない。
ただあまりにも鮮明な夢だったので、一人感動してしまった。
しかし、なぜこのような夢を見たのだろうか。疑問である。
ちなみに、スマスマも最近見ていないのに。
そんな事とはまったく関係ないのだが、明日は初の通し稽古である。
そろそろ稽古場の写真とか載せてみたいけどなかなかどうして。

「この辺にコンビニってありますか?」
昨日に引き続き知らない人に声をかけられたわけであるが、本官を警官か何かと勘違いしとるのか。2日連続声をかけられると、明日も期待してしまうというのが人の性。
筋肉痛が悪化したため、今日は一日ロボットの様な動きを強いられた。階段も下りられない程の体たらくである。
もし今日、街中でロボット的な輩を見かけたならば、それは8割方私であったと思っていただいても一向にかまわない。むしろそうあって欲しいと願う。
本日は稽古がお休みであった。その代わり、秋に出演が決まっておる「山の巨人たち」の演出家である「ジョルジュ・ラヴォーダン」にお会いしてきた。稽古はまだなのだが、一度会っておきたいという事で新国立劇場に赴いた。
フランス人ということもあり、言葉は完全なるフランス語であったため、大学時代に第二外国語でフランス語を専攻していた私ですら、まったく手も足も出なかった。ドジでのろまな亀であった。
唯一理解できたのは、「ボンジュール」だけであった。後は、所々「ボン」とか「ル」とか言っていた気もするが、あまりにも理解出来なさすぎて、段々そんな自分が可笑しくなってしまった。
台本は既に渡されていたのだが、正直よく理解出来ていなかった。何度読んでもなかなか画が想像できなかったのだが、今日ラヴォータンに説明されて、ようやく理解することができた。
なんというか、今まで骨格しかなかったものが、肉付けされたというかなんというか。さすがである。
演出とは、即ち「理解させること」である。
一つの事柄を100通りの説明できる事が必要なのである。
ここ数年、色々な演出家と接してきているが、また一つ楽しみができた。
新国立劇場と言うことで、何だかハードルが高そうに感じられる方もいるだろうが、本当に上質な芝居をたくさん上演していると思われるので、機会があれば是非行くことをお勧めしたい。
その後、駆け込みで「東京ハートブレイカーズ」の「ソルジャー」を拝見。
久しぶりの首藤ケンユーである。
観ながら、はてさて私は一体何と戦っているのだろうかと考えた。
いや、それ以前に私は戦えているのだろうかと思った。
何かとんでもない所に、あるいは、見当違いな所に、弾を撃ち続けているのではないかと不安になった。
ここ最近、何度も自問自答する。「俺が間違っているのだろうか」と。
わからない。誰か教えて欲しい。
それとも、
戦わない方がやはり賢明だということか。
イエスマンになるべきなのか。
誰か教えて欲しい。
特に、中間管理職の方中心に。
