●準備開始

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~前回までのあらすじ~
学業そっちのけで暗黒舞踏に夢中になる葵は、やがてその踊り狂う様を「白の女王」と揶揄されるようになる。信頼していた仲間からは「カレー3杯の裏切り」にあい、初めての恋も、恋人のバンジージャンプ好きが高じて、あまりにも早すぎる死に別れというあり得ない展開で幕を閉じ、もはや行き場所も突っ込みどころも失った葵は、盗んだバイクで走り出した。
そして葵はある森へと辿り着く。ガソリンのなくなったバイクを乗り捨て、重い足を引きずりながら森の奥へと入って行く。しかし道は険しく、100頭のオオカミと大立ち回りを繰り広げるも、精根尽き果てた葵は、眠るように意識を失った。そんな彼女を助けたのが、全身が白く輝いた森の守り神「まっしろしろすけ」であった・・・
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稽古終了である。
長いようで短い、いや、実際短い稽古であった。おそらく今までの演劇人生において最短だったのではないかと思われる。
兎にも角にも充実し、楽しく、そして色々と考えさせられる稽古であった。
同年代の人間が多いというのはそれだけで刺激になる、シゲキックスである。
稽古終了後はほぼ全員参加での飲み会。未だ全員が揃わないのは残念だが。
飲み会は激しくも楽しく、そして熱く終わっていった。
注文を頼む度、「じゃあ、紹興酒を、サービスで」と言って、居酒屋の肝っ玉女将を困らせる一幕もあったが、概ねご機嫌な会となった。ちなみに紹興酒はサービスしてくれなかったが、枝豆と水はサービスしてくれた。
横で熱く演劇論に花を咲かせている合間、私は横でチロチロと舐めるように酒を飲んでいた。
大学時代からこの手の話がどうにも苦手で気後れしてしまう。
これといった演劇論を持ち合わせない私ではあるのだが、O氏の「芝居って、芝生に居るって書くんですよ」という言葉にはらはらと落涙してしまった。
ふむ、それは今まで気付かなんだ。
そんなわけで調べてみると
【芝居】
1 芝生にいること
2 桟敷席と舞台との間の芝生に設けた庶民の見物席
3 芝居小屋の略
4 興行物、特に演劇の称
5 俳優の演技。転じて、人をだますための作り事。
6 物事をする場所。特に、戦場。
で、調べてみてどうかというと、さしてたいした発見もなかったが、一つの言葉にこれほど多彩な意味があるのかという驚きはあった。って、まるで小学生の感想のようだぞこれは。
なんてここまで書いていて、そうそう、芝居はplayでつまり(=遊ぶ)事なのだな、という当たり前の事実を思い出した。ごめんよジョン。あなたはずっとそう言っていたね。
今回はどんな「遊び」を仕掛けることができるのか、今から楽しみである。
そして願わくば、これを読んでいるあなたと一緒に遊びましょう、そう切にお願い申し上げる次第だ。
*pnish* vol.10
『サムライモード』
東京
2008年6月11日(水)~15日(日)
天王洲 銀河劇場
チケット絶賛販売中だそうである。
一人でも多くの方に。