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2008年06月01日

●まことの懸想もをかしかりぬべきに

「この辺にコンビニってありますか?」

昨日に引き続き知らない人に声をかけられたわけであるが、本官を警官か何かと勘違いしとるのか。2日連続声をかけられると、明日も期待してしまうというのが人の性。

筋肉痛が悪化したため、今日は一日ロボットの様な動きを強いられた。階段も下りられない程の体たらくである。
もし今日、街中でロボット的な輩を見かけたならば、それは8割方私であったと思っていただいても一向にかまわない。むしろそうあって欲しいと願う。

本日は稽古がお休みであった。その代わり、秋に出演が決まっておる「山の巨人たち」の演出家である「ジョルジュ・ラヴォーダン」にお会いしてきた。稽古はまだなのだが、一度会っておきたいという事で新国立劇場に赴いた。
フランス人ということもあり、言葉は完全なるフランス語であったため、大学時代に第二外国語でフランス語を専攻していた私ですら、まったく手も足も出なかった。ドジでのろまな亀であった。
唯一理解できたのは、「ボンジュール」だけであった。後は、所々「ボン」とか「ル」とか言っていた気もするが、あまりにも理解出来なさすぎて、段々そんな自分が可笑しくなってしまった。

台本は既に渡されていたのだが、正直よく理解出来ていなかった。何度読んでもなかなか画が想像できなかったのだが、今日ラヴォータンに説明されて、ようやく理解することができた。
なんというか、今まで骨格しかなかったものが、肉付けされたというかなんというか。さすがである。

演出とは、即ち「理解させること」である。
一つの事柄を100通りの説明できる事が必要なのである。
ここ数年、色々な演出家と接してきているが、また一つ楽しみができた。
新国立劇場と言うことで、何だかハードルが高そうに感じられる方もいるだろうが、本当に上質な芝居をたくさん上演していると思われるので、機会があれば是非行くことをお勧めしたい。


その後、駆け込みで「東京ハートブレイカーズ」の「ソルジャー」を拝見。
久しぶりの首藤ケンユーである。

観ながら、はてさて私は一体何と戦っているのだろうかと考えた。
いや、それ以前に私は戦えているのだろうかと思った。
何かとんでもない所に、あるいは、見当違いな所に、弾を撃ち続けているのではないかと不安になった。
ここ最近、何度も自問自答する。「俺が間違っているのだろうか」と。
わからない。誰か教えて欲しい。
それとも、
戦わない方がやはり賢明だということか。
イエスマンになるべきなのか。
誰か教えて欲しい。
特に、中間管理職の方中心に。


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