●また・・・・・

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「嵐~」が終わったのは確か今月の16日と記憶するが、もはやそんなこと遠い過去かのように、怒濤のような毎日が続いている。
「山~」である、「~巨人」である。山もでかけりゃ巨人もでかい。おまけに作家もノーベル賞だ。演出家に至ってはフランス人のジョルジュ・ラヴォーダンだ。当たり前だが稽古場にはフランス語が飛び交っている。
大学時代、第Ⅱ外国語にフランス語を専攻したかいも空しく、一つもわからない。いや、正確には、「ウイ」と「ノン」はわかる。「はい」と「いいえ」だ。
そんな異国の地に足を踏み入れた状況が、毎日7時間みっちり続く。これは外人の演出家だからなのかなんなのか、とにかく休憩を取らない。以前一緒だったジョンケアードは、比較的ファミリーを大切にするからなのかなんなのか、朝早くから稽古を始めて、夕方には終わるという、比較的理想的な稽古スケジュールだったのだが、それでも休憩は2時間に1回とかそんな感じだった。
ラヴォーダンもまた休憩をとらない。気がつけば2時間とか平気で続けている。凄い、すさまじい集中力だ。しかし何より凄いのは、そんな稽古をモノともせず敢然立ち向かう平さんや麻美さんのお姿だ。素晴らしい。お二人に比べたら私の苦労など取るに足らぬモノ。
しかし私がヘトヘトなのも事実だ。情けなや。
台詞はほとんどないのだが、舞台上にずっといなければいけないという役なので、本当に苦労している。何がどう苦労なのかはうまく説明できないし、実際に経験してみなければわからないことなので詳細は割愛するが、とにかく、役者としての力量のなさを痛感させられる毎日である。
そういえば今日は、稽古前に久しぶりのアニメのアフレコもあったものだから、緊張は極限に達した。
持ち前の「人見知り」を遺憾なく発揮し、未だ日常会話もままならない私は、いったいこの先どのように世の中を渡り歩いていけばいいのか。その昔、「世渡り上手」などと汚名を着せられたこともあるのだが、どっこい今の私のどこが「世渡り上手」なのかを箇条書きで提出していただきたい。
そんな、針のむしろの私だが、人は苦労せずして何を得んとするか!
とにかく徹底的に揉まれ足掻くのみ!
生きていたらまた会おうぞ、ここで!









屋上のシーンで、ユーリの「幸吉く~ん」という叫び声を舞台袖で聞いている時、ふと、波多野もこうやって誰かに名前を呼んでもらいたかったんじゃないかなって思ってしまいました。
誰かにこうして、ちゃんと呼んでもらえれば、こんな事にはならなかったのにな~って、千秋楽の日に。
結局最後まで波多野という人間を理解することはできなかったけど、周りに波多野のような奴がいたら、僕はちゃんと名前を呼んでやろうと思います。
そんな、結論。

















東京公演初日、カーテンコール前の舞台袖で、感激で体を震わせてる奴がいました。
この芝居がやりたくてやりたくて、やっと夢がかなって、幸せでどうにかなっちまいそうな奴がいました。
そんな彼女の姿を見て、僕は、僕らは、千秋楽までガンガン突っ走っていけると確信しました。
その時の気持ちは、やっぱり間違いじゃなかったって今思えます。
僕らは皆、彼女の驚くべき程の一途な気持ちにつき動かされました。
「人が人を想う気持ち」は決して綺麗なものだけじゃない、目をそむけたくなるような辛い現実もあるだろうし、それが僕らの生きる世界なんだと思います。
だからこそ僕らは逃げずに立ち向かっていきたいと思うし、僕らが果たさなければいけない試練だとも思っています。
君に会えて本当に良かった。君達に会えて本当に良かった。みんなに会えて本当に良かった。
明日、劇場で待っています。本当に最後の嵐です。

















































































































































9月6日放送の「家庭教師ヒットマンREBORN!」の幻騎士役で出演しまーす!
詳細はホームページをみてねー!



















いやあ、終わりましたね。
猫のトイレの掃除をしていたらこんな時間です。
近年希に見るグダグダッぷりのカーテンコールでしたが、図らずも場内大爆笑という、奇跡の千秋楽に乾杯。すみません、元気なんかじゃありませんでした、ギリギリでした(笑)。
今後僕が千秋楽の進行を担当することはないので、地方の方は安心してください。
近年希に見るというかここ最近そうなのかもしれませんが、かなり動員は苦戦しましたが、それでも最後にはたくさんの方に来ていただけて本当に感謝です。ただ、福岡・大阪は青ざめる程の状況ですので、お友達がいらっしゃる方は是非よろしくお願いいたします。
西鉄ホールのあのサイズで、果たして僕の芝居は色んな意味で直視できるのだろうかと心配ではありますが、サンシャインと同じサイズで思い切りやりますので覚悟してください、色んなもの飛ぶけど。打ち上げ会場で、同期であり演出助手でもある白坂さんから、新たな目標をいただいたので、また新しい波多野ができると思うと、早くやりたくて仕方ありません。東京のみなさん、ごめんね、ふふふ。
あっという間の東京公演でしたが、やっぱり楽しい公演は時間の流れが速すぎて困るね。安理の笑顔を見てると、こっちも笑顔になるよ、素晴らしい。
さあ、頑張りましょう。
例え其れが、泡沫の夢であったとしても。