1999年9月28日「引き際」

 

引退をささやかれた若ノ花だったが、相撲を続けることを決意した。

一部の雑誌や新聞には「引き際を間違えた」などと書かれていた。

そうだろうか?

確かに、彼がこれからどんどん勝ちつづけて、何度も優勝していくかどうかはわからない。

ひょっとしたら、史上まれにみる「負け続ける横綱」として、
不名誉な歴史を刻むことになるかもしれない。

でも

それが彼の選んだ道ならば

それが彼の選んだ決断ならば

それでいいのではないかと思う。

他人にどう思われようと

それが

引退であれ

続行であれ

自分が選んだ答えならば

それでいいのではないかと思う。


どんな答えがでようとも

自分で決めたことならば

まわりはとやかく言わず

黙って彼の「結果」を見守るべきだと思う。


人生には、色々決断しなければいけない瞬間がある。

それが「間違い」か「正解」かは

「その後どう過したか」

にかかっていると思う。


決断を悔やむな

前を向いて歩け



僕もこの先

どんな決断を下そうとも

決して悔やまない


胸を張って

前を向いていたい


自分を信じて


 

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