1999年6月19日その3僕達

 

先ほどの文章を書いた後、タバコを吸いながら色々また考えた。



僕はなぜ、ここまでインターネットにはまってしまったんだろう?



最初は、いち早くゲーム情報を知りたいという一心だった。
雑誌より先に、情報を得たいと思っていた。

それから3ヶ月、気がつけばホームページを作っていた。
開設してから8ヶ月余り、ほぼ毎日のように日記を書いている。

いったい何のためなのか?

役者だから?

自分を表現したいから?

それだけの理由ではない気がする。

日記は基本的に、その日思ったことや、出来事を、なるべく嘘偽り無い形で書いている。
そこには、HTMLで書かれた、もう一人の僕が存在する。

僕でないもう一人の僕。

その文章を読み、僕という人間を想像する人々。

限りなく僕に近い、でも僕では無い僕が、そこには存在する。
それも、読んだ人の数だけ。

僕は、僕の言葉を捜すことで、自分が何物かを知りたいのかもしれない。

言葉だけじゃない。

舞台の上の僕
ブラウン管の中の僕
ホームページでの僕

僕は、色んな鏡に自分を写してみせて
自分の本当の姿を探しているのかもしれない

それを自己表現というのだろうか?

僕は、僕を見たいだけなのかもしれない

本当の僕の姿を




今夜も、僕が色んな世界をさまよっている








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