2000年6月4日「彼に何が起こったか

 

6月3日。この日、キャラメル史上最高の差し入れが、僕のもとに届いた。
送り主はもちろん、このHPのお客さん。名前は敢えて伏せよう。
その差し入れというのが、なんと、「蟹」!

早速家に帰ってきて、記念撮影を終えた僕は、
次の日に食べる事を決意した。
なぜなら、なまものだから。なまものは早く食べなきゃいけないわ。
なまものといっても、ボイルはしてあったので、正確にはなまものではなく
ボイルものであるのだが。

送られてきた「蟹」は、たらば蟹と毛蟹。
最初、事務所から「たらば届いてるよ」と連絡をもらい、
「なに?北斗の拳?」と、本気で勘違いしてしまった。
僕にはこの「たらば」という言葉が、何を指すのかわからなかったのである。

実際に物を見て、僕は驚嘆した。

「本当にたらばだ・・・そして、毛蟹まで・・・・」

送られてきたのが毛蟹ではなく、怪我人だったらどうしようと思うまでもなく、
僕は誰にも渡すことなく、家にもって帰ったのだ。

さて、蟹を台所で広げてみて、一つ困ったことが起こった。
それは

「これ、どうやって食べるの・・・・」

そうである。僕は蟹を解体したことがなかったのだ。
おまけに毛蟹は毛が生えていて、いささか触るのに抵抗があった。

「脱毛しとけよ・・・」

そんな僕の呟きは、もはやこときれた毛蟹に届くはずもなく、
僕は途方にくれたのだった。

いっそこのまま食うか?しゃぶりつくか?
そこまで僕はギリギリの選択にせまられた。

そんな時、1本の電話が。

「大輔か?」

なんと!父からであった。
そう、たまたま両親が家の近くまで用事で来ていたのだ。
なんてタイミング!いやん、お父様!

僕は事情を説明し、両親に蟹を解体してもらうことにした。
ここで少し説明しよう。
家の父は英樹だ。御三家とは関係ない。
家の父は料理がうまい。母ももちろんうまいのだが、
父はなんでもできるのだ。

母は久美子だ。コメットさんとは関係ない。
母はその昔、便座を下ろさずに便器に座った経験のあるツワモノだ。キワモノでもある。
あんまり下手な事書くと、この日記を読んでるのでまずい。

家に来るなり、父は早速蟹の解体にとりかかった。

家の貧弱な包丁にも関わらず、
手際良く蟹を解体していく父。
さすがは父。すごいぞ父。

ほれごらんの通り。
にしてもでかいたらばだ。こんなでかいのを送っていただいて、
感激である。英樹も感激していた。英樹感激である。

これは毛蟹である。蟹味噌たっぷりだ。
しかし残念なことに、僕は蟹味噌が好きではなかった。
でも父も母も大好きだった。むさぼりついていた。

「蟹は醤油1に酢が2よ」

という、母の教えに従い、僕はたれを作った。
実際のところ、蟹はどう食べるのが一番うまいのだろう?
送られてきた蟹は、とても身がプリプリしていて、
そのままでも充分おいしかった。

こうして、僕と蟹の物語はものの1時間で終了した。
いやはや、1人ではどうなることかと思ったが、
本当に良かった良かった。

あんまりうまかったんで、思わずパチリのこの1枚。

どうもありがとうございました〜〜〜!
あ〜、北海道いきて〜な〜!


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