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「浪花少年探偵団」のコンテンツから、「浪花少年探偵団撮影現場実況中継」がなくなりました。理由は簡単です。あえて書きませんが。
何にしても、もうこれから先、ドラマのHPはやることないでしょう。
頭の硬い方々は、一生ウダウダ言ってればいいんです。
僕はただ、監督・プロデューサー・その他、あの撮影に携わった
全ての人のために、そして僕自身のためにと信じて
頑張っていこうと思っていたんですから。
「踊る大捜査線」ではないですが、
現場の様子は上にはわからないんですな、どの世界でも。
さて、気分の悪いことはさっさと忘れましょう。
なにも数日間日記を更新しなかったからといって、
ネット嫌いになったわけでもなんでもないんですから。
ちゃんと勉強もしてました。
Illustratorも少しずつですが勉強しはじめました。
おかげで色々できることも広がりました。
なにかを想像する、という作業は難しいですが素晴らしいですな。
うちのネビュラで全てのデザインをてがけている、といっても過言ではない
垣内さんや、いつも投稿してくれるみなさんはすごいです。
絵心はない僕ですが、新しいおもちゃを手にして、少々浮かれ気味です。
そんな、垣内さんと、いつものはっしー(結婚しなさい)と
いつもの、そう、いつものあのジョナサンに行きました。
僕のエンゲル係数は、イコールジョナサン係数といっても
過言では有りません。それほどジョナサンに頻繁に行くのです。
そして、別にネタを提供してほしいわけでもないのに、
ジョナサン東中野店は、たくさんの素敵なエピソードを
僕達に提供してくれるのです。
まさに、想像の場。とでも言いましょうか。
そんな、素敵な、ジョナサン東中野店。
今日はいつもにもまして混んでいました。
そして、店員はテンテンマリマリテンテコマイでした。
受け付けで「お名前は?」と聞かれ、
僕は去年の約束通り「南塚です」というのをやめ、
これまた去年の宣言通り、「大内です」
と、なんのためらいもなく答えました。
が、店員さんはなにを思ったか「オオムチ」と書いていました。
そんな名前の人が存在するかどうかはいざ知らず、
僕は店員のアドリブに微笑みをもって答えました。
ようやく店内に案内され、僕達はテーブルへ。
しかし、店内には客が多く、なかなかオーダーを聞いてもらえない始末。
「あの、すみません」
と声をかけるも、店員は見てもくれませんでした。
しかし今日の僕は一味違う。
僕は苛立つはっしーを優しくなだめました。
「きっとあの店員は恋をしているんだ。恋は盲目というだろう。
きっと彼女には、僕の姿が目に入らないんだ。
いや、僕だけじゃない、君も、あのお客も、全てのものが
彼女の目の前には存在しないんだ。
ほらごらん。彼女は壁にぶつかった。立派な流血ぶりじゃないか。
彼女の恋が成就するまで、暖かく見守ろうじゃないか。
彼女の恋、それは1年前のあのトラウマから― 」
僕の熱弁をさえぎるかのように、店員がオーダーをとりにきた。
僕が思うに、きっとこの彼は、彼女のことが好きなのだ。
だからこうやって、一生懸命仕事をしているところをアピールしようと
考えているんだ。
僕は彼の目をみつめ、静かに、しかし力強くうなずいた。
「君が彼女に恋をしているのはわかる。
でもね、あせっちゃいけない。あせってもなにもはじまらないんだ。
彼女を振り向かせたかったら、まず自分の足元を見つめるんだ。
ほらごらん。君の足は僕の足を踏んでいる。」
僕は静かに彼を戒めた。
僕はいつものごとく「ハンバーグとエビフライのセット、ライス大盛り、ブレンドコーヒーを先で」
と注文した。なぜ大盛りなのか、それは言わずもがな。
どうせ無料なら、多いほうがいい。
ハンバーグを頼むのも言わずもがな。
大きくなれよと、丸大ハンバーグの巨人も言ってたじゃないか。
実生活であの大きさはいらない。グリーンジャイアントとは兄弟なのかな。
僕は心の中で叫んだ。声に出しそうになった。泣きたくなった。
今日は特別に「冷たいかぼちゃスープ」を頼む事にした。
これは僕の最近のお気に入りである。
他の2人も、僕の真似をするかのごとくスープを注文した。
これが悲劇のはじまりだった。
注文してかなりの時間がたった。
そして、ようやく飲み物が運ばれてきた。
僕達の頼んだものは「ブレンドコーヒー」「コーラ」「アイスティー」。
しかし、その店員は何を思ったか、僕のブレンドだけ置き、
「コーラ」と「アイスティー」をトレイに乗せたまま、どこかへいってしまった。
僕は驚いた。他の2人も驚いた。
なぜ、なぜ彼は僕だけに。まさか彼は僕に。
フンガーフンガーとシュガーを飲みつづけるはっしーを僕は
優しくなだめた。
「彼を怒ってはいけないよ。彼は彗星なんだ。だから、一箇所には
止まっていられないんだ。大丈夫。彼は再びここに戻ってくるよ。
ハレー彗星も76年に一度は地球に接近するじゃないか。
だから彼も、76年もすれば必ずここに―」
そんな僕の熱弁むなしく、彼はあっさりと踊ってきた、いや、戻ってきた。
なんてことはない。単なるミスだった。
僕らは空腹の腹を飲み物で満たす。
待つ事数十分。ようやく注文の品が運ばれてきた。
僕達の頼んだのは
「ハンバーグとエビフライ」「イタリアンハンバーグ」「スパゲティー」の3品。
しかし、店員のトレイには
「ハンバーグとエビフライ」「パンケーキ」「スパゲティー」。
イタリアではパンケーキのことをハンバーグと言うらしい。
陽気なイタリア人は、ワイン片手にパンケーキを貪り食うのだ。
が、パンケーキはいずこへと運ばれ、しばらくしてイタリアンハンバーグが
運ばれてきた。なんてことはない、できてなかったのだ。
途中、大盛りライスを普通ライスと間違えられ、慌てて取り替えてもらったりと
ハプニングも続出したが、なんとか僕達の夕食は順調に進んだ。
しかし僕は、ある重大な事実に気がついた。
「スープが来ていない!」
そもそもスープとは、食前に飲んでこそ本来の意味をはたす。
空腹に注ぎ込まれるスープ、それで僕達は更なる食欲が出るのだ。
が、そんなスープが来ていない。
怒りのあまりはっしーは、そばにあったおしぼりをしぼって
しぼり汁を飲み始めている。このままではやばい。
僕は機転をきかせた。
「ワオ!はっしー、そんなに慌ててはいけないよ。
今店員は、まさに一丸となってかぼちゃ畑にかぼちゃをとりにいってるんだ。
でもご覧、あの時計を。まだ12時をすぎていない。
かぼちゃは、12時を過ぎないと魔法が解けないのさ。
今スープを飲もうとしても、それは『かぼちゃの馬車スープ』になってしまうよ。
それはみんなの笑い者だよね。シンデレラもびっくりだ。
だから、12時を過ぎるまで、 じっと待とうじゃないか。
そうそう、こんな話を知ってるかい?かぼちゃ大王の話をさ。
ハロウィンの日、かぼちゃ畑にはかぼちゃ大王が現れるんだ。
ほらご覧、これがかぼちゃ大王の想像図なんだけど―」
僕のかぼちゃ大王談義もむなしく、スープは何事もなかったかのように
運ばれてきた。
「お待たせしました」
食後のかぼちゃスープは、ちょっぴり甘くてせつなかった。
僕は星になろうと、静かに決意した。
p.s.この話は、もはや大幅にフィクションです。
が、ここまでイマジネーションを働かせるジョナサン東中野店よ、永遠なれ。
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