2000年8月1日「稽古2日目

 

今日は稽古2日目。しかし、実質今日が稽古初日か。
久しぶりの肉錬の前に、なまった体をほぐすべく、
稽古場の周りを走ることにした。

前回の三太丸も、稽古初日から最終日まで
ほぼ休むことなく走りつづけた。

意外に思われるかもしれないが、
僕が意外と走るのが好きで、あまり苦に思わない。
今回も頑張って走りつづけようと思う。

5時から稽古が始まる。
ストレッチからはじまり、最近新しく導入したという
ボクササイズを行う。
筋肉のない僕は、パンチ姿も格好悪い。
が、必死の形相でコブシを打ちこむ。

いい汗をかいたところで、「あかんべー」をやる。
何も普通に「あかんべー」をやるのではなく、
「あかんべー」に勝たなければ、ひたすら筋肉トレーニングを
しなければいけない。
勝てば楽、負ければひたすら筋肉トレーニング。
しかし、トレーニングしたい人はわざと負けつづければいいとも
思うが、どうだろうか。

6時半。いよいよ稽古が始まる。
いきなり立ち稽古ではなく、まず演技の練習もかねて
朗読を行う。

キャラメルでは恒例で、立ち稽古の前に何か訓練をする。
例えば漫才や、スピーチなど。
いずれも体力・技術を要する。

今回の朗読も、普通に朗読するのではなく、
体全身を使って表現する。
今回のテーマは「竜馬がゆく」の一節。

今日は初日ということで、2人合わせて読む
簡単なユニゾンで終わったが、
演出家曰く、「お互いの気を読み取り、呼吸を合わせて読むことが必要」
だそうだ。秘密の画像へGO

芝居でもそうだ。お互いの台詞を体感し、その場で空気を作り上げていく。
変にこなれた役者は、技術だけでその場を作ろうとする。
それでは役者が同じ舞台に出てる必要は無いし、
舞台を作り上げる事はできない。
とても大切な訓練だ。

7時。いよいよ立ち稽古が始まる。
今回は時間がないこともあり、1日3シーンずつ。
土曜日には通し稽古、というローテーションで稽古を進める。
1シーン2回しかできないので、なかなかシビアだ。

1番のシーンから稽古は始まる。
再演なのでネタバレということにはならないだろう。
竜馬とさなこ、そして岡本のシーンだ。

まず一度たったまま台詞を言う稽古。
そして、演出家との質疑応答。
今回の役についての自分なりのプランと
演出家のプランとのすり合わせを行う。

今回の竜馬のテーマ、それはあえてここには書かないが、
僕は初演の川原さんの印象がかなり強い。
それはもちろん、キャラメルで初めて観た芝居だったのも
そうだが、とにかく強烈に残っている。

今回、岡田さんがどのような竜馬像を作り上げるか、
役者として興味深い。

一方岡本役の南塚は、相当家で練習してきたのか、
台詞をすでにおぼえていた。

しかし、演出家から手厳しいだめだし。
僕自身も、南塚の岡本を見て、色々思うところがあった。

彼自身、再演の今井さんの印象がキツイらしく、
自分なりの岡本像を出す事に苦労しているようだ。
でも、僕はこの役が彼にとても合っていると信じているので、
なんとかがんばってほしい。

こうして稽古は進み、しかしあっという間に終了時間の10時を迎えた。
今日は3番の1回目まで進んだ。
明日は3番の2回目から。

はてさて、どのように稽古は進むのだろうか・・・。

★今日の日記のどこかに、岡田さん・首藤さん・僕が写った
秘密の画像へのリンクがあります。頑張って探してみましょう。


演出家と役のイメージを話し合う岡田さん
(クリックで拡大画像)


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