2002年4月7日「Do it」

 

久しぶりに明治座でお世話になった鈴木ほのかさんと飲んだ。
ほのかさんは「レ・ミゼラブル」などたくさんの
ミュージカルに出演されているすごいお方なのだが、
小劇場出身の僕を弟のようにかわいがってくれている。
そんな素敵なお方と、ここ1週間の話でもりあがった。

明治座が終わって1週間ほどしかたっていないのに
あまりの忙しさに、ずいぶん昔のような気がした。

先日お貸しした「風を継ぐ者」のビデオの感想を聞いたり。
これから先のことを話したりした。

仕事で知り合った人と、仕事が終わってからも会うということは
あまりない。
毎晩のように飲み明かしていた人だって、
その仕事が終わってしまうと嘘みたいに会わなくなる
こともある。
僕もまた、ほのかさんに遠慮してなかなか連絡を
とろうとしなかった。
そんな話をしていると

「そうやって遠慮してると駄目なのよ。
相手の気持ちを考えることも大事だけど、
自分が今一番したいって思うことをやんなきゃ。
だって、それが最後の別れになるかもしれないでしょ。
そう。『Do it!』よ。私はそうしてるの」

僕はここ最近、そうやって相手の気持ちを考えて
遠慮したりすることが多くなっていた。
でもそれは、結局自分が傷つきたくなかった
だけなのかもしれない。
もちろん、自分の気持ちだけで行動して
結果相手を傷つけてしまうのも駄目なんだけれども。

ここ1年の間、色々なことがありすぎて、
臆病になりすぎている自分に気がついた。





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