2002年9月2日「微笑的魚」

 


久しぶりに朝まで飲んでしまった。
結果、今日の休演日は丸一日二日酔いに悩まされることになる。

昔、東中野においしい屋台のお店があった。
「北京餃子」という。
カウンター席しかないこの店は、
扇風機も当然ないものだから、
夏場なんかは暑くて仕方が無かった。
でも、おいしかった。

久しぶりに行ってみようと思ったのだが、
店はつぶれていた。
いつの間にか。

そんな「北京餃子」のことなんて、
昨日まで思い出しもしなかった。

どうしても中華が食べたい、ということで
行きつけの中野の中華屋「香港亭」に足を運ぶも、
日曜日は11時までだったので、
すでに閉店した後だった。

仕方なく中野の町を散歩して、適当な中華屋を
見つけることができた。

「本格的北京料理のお店」

割とうまそう。
でも、店内は誰もいなかった。
不安を覚えながらも、店の人と話しているうちに、
実はこのお店、1年半ほど前に東中野から
引っ越してきたというのだ。
つまりは、ここが「北京餃子」だったのだ。
店の名前は教えられないが、ものすごい偶然だった。

久しぶりに食べる料理の数々、
酒もすすむすすむ。
すすむすすむ。

平日は午前6時半までやっているそうだ。
また一軒、行きつけができた。

中華で腹を膨らませた後、
なぜか外で大泣きするはめになる。
なんて酒癖の悪いことか。
なんだか懐かしいその場所で、
幸せに泣いた。

その後、寿司屋で冷酒を飲んで、
部屋に帰ってからもいいちこを飲んだもんだから、
いつのまにかべろべろになっていた。

次の朝目が覚めると、枕元には一冊の絵本が置いてあった。

「ほほえむ魚」

ぼくは魚に出会った。
ぼくにほほえむ魚に。


僕は魚?それとも

■ 久々に幸せになけたんではないですか?酒癖はいいとは言えませんが(笑)でも、必要な事かもしれません。たまにですけね(笑) (かみ さん)
■ 打ち間違い・・・くやしい〜 (かみ さん)
■ 私はお酒がほとんど飲めないので二日酔いの感じは分かりませんが久しぶりに良いお酒が飲めたのではないですか? (つかさ さん)
■ 幸せでしたね、それは。いいなあ。いつも思う。大泣き出来るほど酔っぱれってみたい。なんとなく美味しい物を探してふらり歩くのは楽しいですね。見つけた所にふらっと入ると、意外と美味しいところに遭遇します。私もまた美味しい物を求めて、どっか行こう。 (ネネ さん)
■ 泣けることって時々、幸せですね。私は「嵐〜」を観た後むしょうに泣きたくなって困りました。寂しかったのかな。 (あい さん)
■ おいしいお酒が飲めたんですね〜。それはとっても幸せなコトですね。幸せに泣いた事もイイコトです。細見さんは今、二日酔いである事を除けば幸せですネv (ななこ さん)
■ この文章読んでるだけで、なぜか私も幸せな気持ちになりました。なんか凄くイイですね。 (まいまい さん)
■ 幸せの涙は温かかったですか? (うー子 さん)
■ あたしも気づけばパソコンに向かって頬笑んでました。なんか、嬉しかったってコトですかね。いいなぁ。毎日笑っていられれば倖せ。無理をせずに、ね。だから、時には泣くコトも必要なんですよね。次の笑顔はもっといい笑顔になりますよ☆ (sora さん)
■ 懐かしいお店を私もつい最近地元のテレビ番組で見ました。昔、お母さんが生きていたころ家族4人でよく食べに行ったあのお店。お店のおじさんも、メニューも、何も変わっていなくて、思わず泣いてしまいました。今はもう家族はバラバラで外食することもないのですが、また家族3人でそのお店にいってみたいなあ。 (あきこ さん)
■ はじめて投稿させて頂きます。ヒバリと申します。幸せに涙をながすことができるって、とても素敵なことだと思いました。願わくば、その涙がまた明日への活力となりますように。 (ヒバリ さん)
■ 大酒喰らって、泣いたことあります。中野在住、北○○子を捜せ! (鳥見大好き さん)
■ あなたはきっと魚ですよ、私はいったい何なんだろう?「ほほえむ魚」ってどんな話なんですか?何か思い出があるんですか?幸せっていい響きですね。 (サニー さん)
■ ほほえむ魚っていったら、イルカを思い浮かべちゃいました。魚じゃないけど。鳴き声も、ウケケケケ…って鳴いたりするけど(笑) (ダダ★ さん)
■ 海の水がしょっぱいのは魚の涙のせい? (鳥見大好き さん)
■ いつも見てはいたのですが、初めて投稿しましす。幸せの涙..いいですね。涙はその時の感情によって成分が違うそうですね。一番正直な感情の現れなのかもしれませんね。泣きたい時に泣けないのがつらいのはそのせい?目は口ほどにものを言うとも..自分ではなかなか気付かない心の言葉なのかも。なんとく細身さんがうらやましい気がします。 (しょうこ さん)
■ 大酒食らって大泣き!気持ち良さそうっすねぇ♪そう言えばそんな事もう1年以上やってないな。細見さんのこの文章、そんな私を少し幸せな気分にさせてくれました。 (みゆき さん)
■ 「微笑的魚」、読みました。作者のジミーさんは台湾の方なんですね。何ともいえぬ夜の青と太陽の赤のにじみ加減が、むねにしみました。 (よしを さん)

 




現実9月へ戻る

現実indexへ戻る